緊張して声が震えるときの解決法は?

人前で話すのが苦手という人は意外と多いのですが、その中緊張し過ぎて声が震えてしまう人もいます。あがり症の人は次もまた緊張して声が震えるのではないか、周囲の人に不審な目で見られるのではないかと考えることで更に緊張状態に入り悪循環に陥ります。震えてしまうのは極度の緊張で筋肉が痙攣を起こすためであり、意識すると余計に筋肉が緊張して疲労物質が溜まり、痙攣が酷くなります。
改善策としては、意識し過ぎないことが何より重要です。震えないようにしなければと思うことでかえって緊張が助長されますので、ちょっとくらい震えても大丈夫と考えて楽な気持ちで臨むことが大切です。無理に抑えようとすると逆効果なのですが、何でも完璧にこなそうとする人は症状が出ると何とかしたいという気持ちが強くなってストレスをかけてしまいます。皆が自分の話を聞いていると考えることも良くありませんので、あまり聞いている人はいない、重大なことではないと自分に言い聞かせて乗り切るのも一つの方法です。
体の状態によっても声の震えが助長されますので、体で震えている部分があれば鎮めるようにすることも大切です。手に症状が出ている時には組んでみたりどこかに乗せて力を抜くことで止めることができますし、体全体の場合には壁や棚にもたれかかったり背中をつけることで良くなります。
緊張している人は、人前で話す時に強張った顔をしていることが多いのですが、無理にでも笑顔を作ると自分の中で安心感が得られます。無理に笑うとひきつった笑顔になってしまいますので、かえって不自然な印象になると考えてポーカーフェイスを装う人がいますが、感情を現さないようにすればするほど隠すことにストレスを感じて緊張感が増します。笑顔には心を落ち着ける作用がありますので、緊張している時にこそ笑顔を作ってみることをお勧めします。
あがり症を克服して人前で堂々とスピーチができるようになっている人も大勢いますが、そのような場合に共通しているのが場数を踏むことで慣れるということです。最初は緊張していても、少しずつ慣れてきて日常と変わらないこととして捉えることができます。普段とは異なる状況に身を置くことであがってしまいますので、何度もスピーチを経験して慣れることが大切です。家でこっそりとスピーチの練習をしたり、話し方教室などに通って訓練を積むのも良い方法ですし、あがり症である自分としっかりと向き合えていますので克服できる日は近いといえます。話し方教室では話しの内容や構成を教えてくれるだけでなく、発声方法なども知ることができます。声を大きくしたい、滑舌を良くしたいという人も通う場所であり、同じような悩みを持った人も多く通っています。
大勢の人の前で何かを発表する時に声が震えてしまうような人は、できればそのような状況を避けたいと考えます。ずっと避け続けられれば良いのですが、どうしても避けて通れないことがありますので、できれば改善するための対策を実践したいところです。回避行動を取っていると、不意に避けられない状況に陥った時に対処法が分からなくて頭が真っ白になってしまいます。スピーチの順番が回ってきて、しっかりと覚えておいたはずの言葉が飛んでしまい、頭が真っ白になってしまうのとちょうど同じような状況です。準備をすればどんどんあがり症は良くなりますので、避ける以外の方法を学ぶことが大切です。
あまり知られてはいませんが実はあがり症に効果的な栄養素もあり、ホルモンの材料となるトリプトファンは重要です。トリプトファンが不足すると脳内の内分泌物質の作用が弱まって容易に緊張状態に陥ります。また、トリプトファンを体内で精神状態を落ち着かせる働きを持つセロトニンに変えるためには、ナイアシンなどのビタミンB群が必要です。他にも脳神経の働きを整える核酸が不足すると神経の働きが悪くなりますので、核酸を積極的に摂取する必要があります。
発表の直前になったら、呼吸法によって整えるのもお勧めの方法です。深く息を吸い込める腹式呼吸を行うと、交感神経が刺激されてリラックス状態を作ることができますので緊張状態を緩和できます。あがり症の人は発表が近づくにつれて気付かないうちに呼吸が浅くなってしまうことも多いのですが、浅い呼吸は交感神経を刺激して興奮状態を作ります。
アスリートなどで取り入れている人も多いのですが、ルーティンを取り入れるのも有効です。いつもと同じ行動を取ることで普段通りの状態で本番に臨むことができ、安心感が得られます。ルーティンを行えば緊張が和らいで本来持っている力を出しやすくなりますし、冷静さも保つことができます。ルーティンで行うことに決まりはありませんので、自分のやりやすいものを取り入れるようにします。
色々と試してみても効果が無かったら、医師に処方された薬を飲むことで改善させる方法も残されています。

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