緊張して震えることへの治療にはどんなものがある?

全く問題なく人前に出られる人もいますが、日本人の多くは人前に出るととても緊張してしまうでしょう。中には震えが止まらなくなる人もいます。しかし、これでは人前に出られなくなって困る人もいるでしょう。治療できるのならば医療機関を受診しようと思っている人もいるのではないでしょうか。

かなり個人差がありますが、緊張から震えてしまう人は社会不安障害かもしれません。一度は医療機関を受診してみましょう。なぜ、人前に出ても平気な人がいる一方で苦手な人もいるのでしょうか。これは、セロトニンが関係しています。日常生活を見直すだけでもセロトニンの分泌が増えるので、精神的に落ち着きやすくなるかもしれません。

医療機関を受診した場合は、薬を処方してもらえるでしょう。幸せホルモンとも呼ばれているセロトニンのバランスをよくする薬があります。ただし、薬を処方してもらったからと言って、即効性があるわけではありません。しばらく薬を服用し続ける必要があります。

効果が出るまでには個人差があります。だいたい2週間から8週間くらい服用し続けると徐々に効果が出てくるようになるでしょう。かなり効果が出るまでに開きがあると感じるかもしれません。緊張しやすいかどうかは個人差がかなりあります。もちろん、緊張した時の震える度合いも違うでしょう。ストレスを感じやすいかどうかは人によって全然違いますから、これだけ効果が出る期間に差が出るのでしょう。

薬を服用することももちろん効果的ですが、緊張したときに震えてしまう人は、考え方がネガティブ思考になっています。自分に自信がないと思っていませんか。周りの人よりも自分が劣っていると感じていたり、失敗すると周りから非難されてしまうことをいつも恐れていないでしょうか。このように自分を追い詰めたり、マイナス思考に陥ってしまうとなかなか改善しないかもしれません。

このような思考を変えるための治療もあります。認知行動療法を行って、考え方を変えてみましょう。何か出来事があったときに、何か考えが浮かんだり、イメージしたりします。これを自動思考と言います。社会不安障害の人は、ここで悪いことを考えたりイメージしたりするでしょう。自然とマイナス思考になっていることに気付きましょう。

バランスよく考えられるようになれば、必ずしも悪いことばかりを考えなくて済むようになります。まずは、自分の考え方を分析して、どのような影響を自分に及ぼしているのかを知りましょう。

緊張するとなるべく緊張しないように行動したくなります。しかし、あえて緊張する行動を行い続けてなれていく治療法もあります。徐々になれていけば、どんな時も震えが止まらなくなるようなことはなくなります。

やはり、精神的な問題ですので、カウンセリングが重要なカギです。もしかしたら、治療を受けることすら緊張してしまうので、なかなか医療機関を受診したくないかもしれません。しかし、有効な治療法がありますので不安でいっぱいかもしれませんが、行きやすいと思った医療機関で構わないので受診してみてください。認知行動療法は患者自身が治したいと思わないとなかなか治るものではありません。今のままの自分で良いのでしょうか。きちんと治療すれば自分に自信が持てるでしょうし、もっと楽に生きられるようになります。

薬を服用する治療法よりも、カウンセリング中心の認知行動療法のほうが効果的です。強いストレスを感じている時ほど考え方がゆがんでしまいますが、自分を客観的に見て、考えるようにしていきましょう。今では、認知行動療法の専門外来まであります。それだけ多くの人が緊張して震えるなどの症状が出ているのでしょう。

近くに専門外来がないなど医療機関がない場合は、オンラインで受診することもできます。パソコンやスマートフォンを通じてオンラインカウンセリングを受けられます。自宅でリラックスした状態でカウンセリングを受けられるでしょうから、医師と話すだけでも緊張して震えてしまうと思っている人もオンラインカウンセリングならばそういうことはないでしょう。

心の病を患う人が増えていると言われていることもあってか、どんどん良い薬が開発されたり、新しい治療法が登場したりしています。緊張する場面は普通に生活しているとどうしても遭遇してしまうでしょう。それでも難なくこなせてしまう人もいれば、震えてしまう人もいます。これが当たり前となってしまい、放置している人もいるでしょう。治そうと思えば治せるので医療機関を信頼して足を運んでみてください。

最近では、AIを活用する研究も行われています。すでに、一定の効果が出ているようです。今後はより有効な方法が登場するでしょう。もちろん、自分でできることも合わせて行ってください。日の光を浴びることも有効ですし、バランスの良い食事をし、適度な運動をすることもセロトニンを増やすので治療と合わせて行いましょう。